yohtapのまとめブログ

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新しい社会がはっきり見えてきた ~ 資本主義の次に

いろんな本を読んで見えてきた


なんとなくいい社会が来るだろうなという予測はあるだろう。悪くなっては元も子もない


いま一番問題視されているのは、格差、戦争、難民、国境。


逆に、ベーシックインカムや、左がかった世界を批判する人は、どういう世界が来ると思うのか


戦乱と独裁と支配のうっとおしい世界が来ると思いますか



この本が類書の中でもかなり面白い
顔ぶれが面白く
セドラチェク、コーエン、ブレグマンは必読
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30年後、必ずベーシックインカムは実現している



マイケル・ハートは昔からの
闘争家で、香港みたいななんでもない市民が
みな突然立ち上がる未来を予想している
マルクス・ガブリエルは時代の寵児だが
意外にも倫理家で、カントの系譜につらなる
ドイツの良心だ
メイソンはまだ未読
ガブリエルが、ステイグリッツと同じように、
倫理を繰り返すことは極めて重要だ。
なぜならそれだけが、安定したサステイナブルな世界をつくる、近道だからだ。
すべてが破壊され、戦乱の果てに、やっと人は学ぶのか、それともその前に、その方向を回避するのか
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ベーシックインカムは、ひとつの革命なのである。金のために働くという隷属からの脱却。
基本的にはいまある福祉予算をすべて現金化して振り込むという形から、
むしろ市場原理主義者から支持されている。
ただしそこから、さらなる展開がある。


新たに国家主義の形が・・・しかし国際連合体のようなものに


ポール・メイスンのヴィジョンだと、結局古いマルクスみたいに、
国家が最終的には最新のITを使って全体の経済をコントロールするとイメージされている
それも生産技術がとことん進んで限界費用がゼロ近く(100円ショップのように)になった状況下でだ。
しかしそこには今の中国のような暗いイメージもある。
だからむしろ国の枠を超えた、ネットワーク型で、「中心を持たない」、各局所が互いに
各地点をチェックするかのような、
半自律的システムが
構想できないだろうか・・・・
できると思うが大分先か。
つまり結局個々人の意識、レベルが高い状況で維持される、
北欧の一番いい部分のような世界・・・・



この本は多くが詠んだと思うが、
元気が無くなるというより、
新しい生き方を探そうと言う呼びかけに見える
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BBCのキャスターだった著者が立ち上げた過激なヴィジョン、プロジェクトゼロについての本。ジジェクのような当代一流の論客の推薦が付いている。
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この温暖化という宇宙人の来襲よりもしんどい危機を乗り越えられたら、
その先にある未来