途上国がいったん伸び始めるとはやい
だがブラジルぐらいになると伸び悩みがはじまる
グローバル化は大きく見ると世界を均質化させてゆく
途上国が上に引っ張り上げられる
だがそのプロセスは
スムーズなものとはかぎらない
女性の社会進出は大きな因子だ
グラミン銀行が支援するのは女性たちだ
マララさんらは現代と同時性の中にいる
途上国も先進国の時間の中に
身をおこうとしている
バングラデシュの水道
日本のクボタが協力中
アフリカのネリカ米
日本が普及に一役買っている
中東とアフリカの、
国境の引きなおし
第一次大戦後の
イギリスらが主導したあの国境が
争いの元なのだ
北朝鮮はどんどん経済発展させてしまえばいい
人は成長すると自然に民主化を考える
「フラット化する世界」(下)より
発展途上国の中には、いつまでたっても貧困が減少しない国がある。
ただ農業をやったり、わずかな工場を建てても、あまり意味がない。
レバレッジのきく、つまり二倍、三倍、四倍と、一気にのびる、そういうものが要る。
それは、教育だ。