シューマッハーというイギリスの経済学者が書いた本
「スモールイズビューティフル」。
その中に、仏教経済学という章がある。
「木を植えて成長を見守れ」という言葉が、
仏教にあるという。含蓄のある言葉だ。
西洋式に山ほど木を植えて、工場式に生産するのでなく、
一本の木を大事にして、そこから学ぶ。
小さなことは美しい、いや、小さいことから大きく学べる。
再生可能物と、一回きり消費物とをしっかり区別しろという。
昔から、持続可能性をしっかり意識していたらしい。
一本の木で、何回も収穫できる。
いま、ローソン、ファミマは、マイカップを持っていくと、
コーヒーが10円安く買える。