朝ドラマ「らんまん」と植物のちから
新しい朝ドラマ「らんまん」、なんとなく見ていたわけだが、
面白い。植物学の大家、牧野博士の物語だ。
牧野氏のような人のおかげで、
日本の道に生えている、すべての草、あらゆる草に、
名前があり、その性質も調べられて、わかっている。
雑草について調べていたら、昔薬草だった草、
食べられる草がいくつもあって、驚いた。
タンポポは葉も茎も花も食べられる。
牛豚鶏は植物を食べるし、魚もプランクトンを食べ大きくなる。
食べ物は植物が作ってくれるのだ。とっても大事なものだ。
そのうえ、CO2を吸収して、それを食べ物に変えるのだ!(変!なぜなら、CとOとHで、食べ物ができるのだよ!)こんないいものはない!
神様が人に与えた温暖化の試練、
正解は、植物を見直せ、ってことかもしれん。
温暖化には木を植えるといいというが、実のはそれだけではいけない。
植えたものが死んで腐ると、分解されてCO2になる。
だから植林と同時に木を伐採し、腐らないように家具や柱にすることで、
ほんとうのCO2削減になる。
上手に手入れすれば、法隆寺の木材は1000年を超えて在り続けた。
日本の森の、わずか0,5%しか、材木になっていないそうだ。
なぜかというと、コストが高いからだけど、
金属やその他を作る温暖化コストまで考えたら、結局木が安い。
考えれば考えるほど、温暖化は植物が解決すると、思えてきた。